2021年01月06日

「お話を聞かせてください」について

 

ありがたいことに、お話を聞かせてくださいとか、調査に協力してくださいとご依頼いただくことがあります。
今まではどんな媒体なのか、何のためなのかを聞いて、基本的には引き受けていました。

それは興味を持ってもらえてうれしい。誰かの役に立てるのであれば、協力したいと思ってのことです。

ただ、ここ最近ちょっと負担になっています。
なので大変申し訳ないのですが、無償で引き受けるのをやめることにしました。

以下のような方は1時間あたり3000円になります。

・移住希望者による相談や話を聞きたい
・ゲストハウスの開業について聞きたい
・大学の卒論やゼミのため
・行政による調査

お金をいただく代わり真剣にお話します。これはオンライン・対面関係なく一律この料金とします。
大人数の場合は別途ご相談ください。

以下のような方は該当しません。

・宿泊の方(泊まりに来てくださる方は遠慮なく聞いてください)
当たり前ですが宿泊の方に話するからお金払いなさいなんて、そんなヤクザなことはしません。
私もお話をするのは楽しいので、むしろこちらからお願いしたいくらいです。
ただ、他のお客さんがいらっしゃる場合は、途切れ途切れになることもあるので、もう何が何でも時間をとって話をしたい、相談したい場合はご相談ください。

・雑誌やwebマガジンのようなもので、こちらにもメリットがあると判断した場合

なんでお金を取ろうと思ったかというと、それだけの熱意がある方と話がしたいと思ったからです。
何度かぞんざいに扱われたことがあって、結構傷つきます。
そしてそれが世間の目に誤った情報として晒されることもなかなかに悲しいのです。

今までも熱意を自分なりに判断してみようと試みたことがあります。
例えば挨拶の文面がその最たるものだと思います。
でも残念ながら、私には見る目がないようで、丁寧な方だなぁとか熱い依頼だなぁと思っても、結果傷つくことがあります。
なので、とりあえず「お金」というわかりやすいフィルターを張ってみることにしました。

学生からしたらそんなお金ない方もいるかもしれません。
でも身銭を切ることの大切さもあります。
それでもなお話を聞きたいのなら、それはきっといい論文やレポートになるはずです。
だから心苦しくはありますが、しっかりと料金を頂戴することにしました。

また断る時はしっかりと断りの返事を入れてください。
それで傷つくことはありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

(記事の作成は2021年2月6日ですが、ホームページの表示の関係で1月頃に公開としています)

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