2021年11月28日

11月第4週のひととまる

 

【冬季休業のお話】

先日Instagramで投稿したのですが、12/22〜2月末までを冬季休業をする予定にしています。
例年、冬はお休みにしているのですが、今回は少し早めです。

さてさてなぜ休むのか、改めて書いてみようと思います。
(わざわざ公表することでもないですが、日記帳を読んでくださるだけに本音をポロリ)

元々、1年目は通年で営業していました。
それでも営業してみて以下のような気付きがあって、それ以来冬は休むようにしました。

1.寒い
2.天気悪すぎ
3.いろいろ見に行きたい
4.休みたい(家族と過ごしたい)
5.そもそもお客さんが少ない
てなことで、ひとつずついきます。

 

1.寒い

ひととまるは古い建物の宿です。
断熱にも限界があり、しかも一階は土間なので寒さが倍増します。
暖房をフル稼働しても寒いところがあり、お客さんをお迎えするのに適さないと考えています。
元々、ホテルのような快適性を求めてくる方は少ないかと思いますが、それでもやっぱり厳しいですね…

あと、ひととまる開業の年が近年稀に見る大雪で、毎日除雪したり、お客さんに交通機関が止まっていることをアナウンスしたり、いろいろと大変だったのも大きな要因です。(もうこりゴリラ)

(なんだかんだ降るんですなぁ)

(じゃじゃ山からの雪景色)

 

2.天気悪すぎ

日本海側の冬はすごいです。
風も強いし、曇天です。
気が滅入ります。曇天の蝕み力は想像以上です。

せっかく来てもらったのに、天気が悪いのもなぁと思うわけです。
お散歩がしにくいのは、困ったものだなぁと。

一方で捉えようによっては風の強さも、肉厚な雲も、大荒れの日本海もいいものです。
雪景色も大変情緒的です。

なので、天気悪い=ネガティブな要因にはなりませんが、それでも外に出にくい状況は、竹野を楽しんでほしい私たちとしても、あまりおすすめできる季節ではないです。
(あえて、ひととまる内で一日中過ごすのも悪くないよなぁとも思うのですが…)

 

(とにかく日照時間が短い&雲が低い&厚い)

 

とここまでのふたつはお客さん目線の理由です。

 

3と4は個人的な理由です。

 

3.いろいろ見に行きたい

ありがたいことに、冬季を除いた日はそれなりに忙しいです。
夏は毎日フル稼働ですし、春秋もなんだかんだでやることがあります。
まとまった休みがありません。

そうすると外界に触れる機会がグッと減ります。
お店をよりよくしていくためにも、他のものを見るのは大切だと考えています。
ネットや雑誌ではなく、リアルに体感する。
そうすることで得られる気付きがあります。
都会的にする必要もないし、新しいものがいいとは限らないし、真似する必要もないけれど、客観視できる視点や自分の引き出しを増やすのはとても大切だと思っています。

 

(本屋さんは行きたいところがありすぎる…)

勉強という名の遊びです。

 

4.休みたい(家族と過ごしたい)

ひととまるの仕事はとても好きです。
まぁ「仕事」と言っていいのか、境界線が非常に曖昧ですが。

それでも神経を使うこともありますし、元々勤勉なタイプでもないので、休みたいです。
本を読んだり、動画を見たり、家族と過ごしたり、ただただダラけたり。
休む時間も欲しいのでございます。
休むことで余裕が生まれて、視界が開けることも往々にしてあります。
お店に好影響を与えることもたくさんあります。
気付けないことに気付けるんですねぇ。

なので、休むことも大切な仕事です。(と言っても休みすぎ?)

 

 

5.そもそもお客さんが少ない

(これを言ったらおしまいよ…)
ニワトリとタマゴの話にもなりますが、冬はお客さんが少ないです。
冬用に何か考えたり、開けていたら来てもらえるのかもしれませんが、それでも相対的に少ない気がします。
何度も言っているのですが、カニ料理はやりません。
すると地域的に、来るメインの理由がなくなります。
なので、減るのはしょうがないですし、かといって無理してやるよりもしっかり休む方が効率的かなぁと。

 

まとめ

1年目は通年で頑張って営業しました。
2年目の冬前「うーん…あの天候の中やるのかぁ」と考えたら気が滅入ってしまって、しかも刺激を受けることも減って、停滞してる感もありました。
だったら休んで、心機一転した方がいいと夫婦で決めて休むようにしました。

 

そもそも、ひととまるは一年間同じ仕事をしているわけではありません。

春には春の、夏には夏の仕事があります。
厳密に言えば月毎に違います。
なので、無理に抗ってやるよりも自然環境や地域条件に合わせるのは健全だと思っています。
(農家さん的な発想です)

 

おかげさまでいいサイクルで年間営業できている気がしています。

時には無理もするけれど、ペースも守る。
お店を続ける上で重要なことだと思っています。

そんな感じで休むようにしています。

 

【ひととまるの空き状況】

土日も含め、まだまだ空いています!

予約や空室状況はこちらから

 

 

【今週のInstagram】

ヘルパーふたりと娘が餃子を作ってくれました。
大変にぎやかで、楽しい晩御飯でした。

いつもはせっせと食べてしまうし、子どものことをしつつ、自分たちも食べつつなので忙しいけど、人がたくさんいると面倒も見てくれるのでのんびりと食べられました。

こういう時間をもっと大切にしていきたいなぁ。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

本と寝床、ひととまる(@guesthouse_hitotomaru)がシェアした投稿

 

【今週のTwitter】

Instagramをたくさん更新すると、Twitterはお休み気味になってしまいます。
ひとりで全部やってるので運用が難しいでござるよ。

メリハリとバランス、頭ではわかっていても実行するのは難しいので、気ままにやっていこうと思います。

 

それでは、今回のひととまるはここまで。
読んでいただきありがとうございます〜。

各種SNSはこちらです!

https://lit.link/hitotomaru

その他の記事