【今週のひととまる】
今日は子育てと性別の話を一つ。
先日、妻に外泊してもらって、出産後の娘との生活シミュレーションをしてみました。
こども園にお迎えに行くところから始まり、夕食、入浴、寝かしつけ、朝こども園に預けて、家のもろもろを片付けるところまでを一人でやっています。
あとは娘をお迎えに行くだけとなって、緊張からやっと放たれました。
ここ最近、ネットでジェンダーや性差別についてより目にするようになりました。
私の心境の変化なのか、世間の風潮なのか、理由は定かではありません。
ただ、毎日どこかで燃え、議論や時には誹謗中傷が飛び交っています。
大きな社会の話はわかりません。
それぞれの家庭に事情や背景があり、価値観を押し付ける権利もないと思っています。
それでも、私が今思うことを書くことに意味があると思ってつらつらと書いてみます。
まず私の考え方として、身体的な男女の違いはあると考えています。
私は、出産はできません、乳をあげることもできません。
生理もなければ、ホルモンのバランスも違います。
なので、埋められない溝は絶対にあります。
出産の大変さも、乳が詰まった時の痛さも、生理の大変さも、話や喩えで「知る」ことはできても実感することはできません。
そもそも他者を完全に理解することなんてできないと思っています。
だから、言葉を使って説明しますし、説明を聞いて理解しようとするわけです。
ひととまるは宿泊業を営んでいるので、日中に時間があります。
私は、娘の面倒を見ている「つもり」になっていました。
この1ヶ月、妻の出産を控え、今までよりも家事育児をやるように心がけています。
やっていて思ったのは、目に見えない細かい仕事が山盛りだということです。
それは言葉では説明しきれない、やってみないとわからないことです。
だからやらせてもらうようにしています。今回のシミュレーションもそうです。
一日のオペレーションの中で、見えてくる細かいことの数々。
気付いたら一日が終わっている。気付いたら一日が始まっている。そんな感じです。
じゃあ、私にはできないのかと言えば、そうではありません。
「大半のことはできる」が今の答えです。
愛情と辛抱強さを持てば、私にもできることはたくさんあります。
現に娘は私の寝かしつけで寝ています。
ここ最近は寝る前に「かかは?」と言わなくなりました。
細かい仕事を隙間時間で片付ける習慣が「少しだけ」身に付きました。
その一方でやれないこともあります。
赤子が生まれたら、母乳をあげるのは妻にしかできません。
努力ではどうにもできないことです。それは厳然たる事実です。
だから、埋まらない溝をお互いに認識しつつ、言葉を交わして、理解しようとすることが必要なのではないかなぁと思っています。
それは一方の主張を押し付けるのではなく、歩み寄りによってなされると信じています。
妻からすれば何を偉そうに言ってるんだと言われると思います。
本当にそれはおっしゃる通りで、ただ私にも頑張ってるんだという謎の自負もあって、こういう時こそ俺の方が、私の方がと苦労自慢をするのではなく、しょうがないなぁ、じゃあ片方持つよ、と支えていけたらいいなと思いました。
そう、時には褒めて伸ばして欲しい。
優しさが一番の栄養剤です。
そんなこんなで、一日シミュレーションはおしまい。
久しぶりの妻を見て、娘がなんと言うのか、そこに私のポジションはあるのか大変楽しみです。
【今週のInstagram】
ニューグッズ!
しおりのしおりができました!!
大傑作です。これはもう最高傑作です。
ピカソも、ダ・ヴィンチも、真っ青です。
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まち歩きがより楽しなるといいなぁ。
どんなワンピースが誕生するかなぁと楽しみです。
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お客さんにとっては地味にうれしいことなのではないかと!
乾燥機がガスになりました。これでバッチリ乾燥します。
大半のものは1時間もあれば十分に乾きます。
ガス乾燥機アライブ!!
これで洗濯物が楽になる〜。 pic.twitter.com/RCdTwzp7ep— 本と寝床、ひととまる / いしまる (@hitotomaru) March 12, 2021
それでは今週のひととまるはここまで。
また来週お会いしましょう〜。
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