今週のひととまる
【感じのよさとは?】
【グッズ販売、本格稼働】
【ゲストハウスとホテルの中間】
と思考強めでお届けいたします。
【感じのよさとは?】
ここ最近、「感じがいい」ってなんだろうと考えています。
というのも、とても感じが悪い人に会ったからです。反面教師ってやつですね。
聞いてもいないのに自慢話を延々としたり、人の悪口を言ったり、どんだけ儲かっているかみたいな話を聞いてもいないのにするわけです。
気持ちとしてはわかります。
実際、私もTwitterに自慢したりします。
儲かってないので儲かってますみたいな話はできませんが、儲かってたらしてたかもしれません。
(いや、しないな)
そういえば、すごくおもしろいものをもらえることになって、いつかはわからないんだけど、もらったら自慢したくてウズウズしてる。
自慢したい〜、言いたい〜。— いしまる@本と寝床、ひととまる (@hitotomaru) June 13, 2020
この感じの悪さはなんだろうってふと思ったわけです。
それで色々と思考を巡らした結果、「相手のことを慮っているかどうか説」に達しました。
先述の感じの悪い人は聞いてもいないのに、つらつらと自分の話ばかりをしていました。
そこに「話し相手」はいません。人形でも同じように話せると思います。
逆に感じのいい人は、「相手の様子を見て、話をしている」ように思います。
容姿とか、育ちとか、声質とか、本人にどうしようもないことは無理ですが、「相手の様子を見れるかどうか」は心構えひとつで変えることができます。
意識してよくできることは無理のない範囲で、やっていきたいものです。
PS:そもそも、悪口とか、自慢話ばかりするのは個人的には苦手です。
たまに愚痴を吐いたり、おかしいことにおかしいというのはいいと思いますが、用法用量は守ってもらいたいです。
【グッズ販売、本格稼働】
いや、ほんま何回書くねんって思う方もいると思いますが、グッズ販売が本格稼働しています。
告知はガンガンしていくスタイルです。
ありがたいことに毎日なにかしら買ってくれる方がいて、その気持ちとつながりが大変うれしいです。
とはいえ、グッズ販売で儲けようとは考えていなくて、お客さんや地元の方とつながれたらいいなぁ、そんな気持ちでやってます。
(もちろん、売れるとうれしいです)
泊まりに来てくれた人が、旅の思い出に買ってくれたり、前に泊まってくれたお客さんが懐かしいですーと買ってくれたり。
地元の方がすごくいいねーって買ってくれると、鼻が高くなります。天狗さんです。
たくさんのつながりが生まれて、これぞグッズ販売の醍醐味!と、気持ちよさを感じております。
うん、感じがいいですね。
【ゲストハウスとホテルの中間】
ひととまるは昨年リニューアルをして、「本と寝床」と冠言葉が変わりました。
それまではGuesthouse & Barだったので、劇的変化ですよね。
まずBarじゃなくなったので、それは変えようと思っていました。
図書館でもなく、ブックカフェでもなく、「本のある場所」的な曖昧さがよくて、それでシンプルに「本と〜」がいいなぁと思いまして。
たとえば英語でBook and〜だってよかったのですが、すでにBook and Bedってありますし、英語はキャラじゃないよなぁ。
そもそも部屋は和室なので、じゃあ和名がいいと考えたところで、ピカーン!
「本と寝床」ってどう?となったわけです。
うちは和室にお布団で、お部屋の家具などもあえて最小限にしています。
まさに寝床!と身体に電撃が走りました。
さらに、開業当初はドミ2の個室1だったのですが、リニューアルでドミ1の個室2になりました。
それで今回のコロナ禍でドミを個室に変えたので、個室が4部屋になりました。
もともと個室利用の割合がとても高く、でもドミが好きな方もいるからと残していたのですが、とりあえず年内はコロナのことも考えてドミはやめます。
全部屋個室にしたのはすごくいい機会だと捉えていまして、この一年のお客さんの利用状況などを見て決めていきたいと思っています。
昨日の3宿で語る会でも話になってたけど、ゲストハウスとホテルの間の宿ってなんだろうねって話はここ1年考えていたことで、そういう宿って結構あるんじゃないかなぁと思うている。
— いしまる@本と寝床、ひととまる (@hitotomaru) June 12, 2020
それで、まさにこういう宿って結構増えてるんじゃないかなぁと思うんです。
というのも、自分がお客さんの立場になると、子どもがいるのでドミには泊まれなくなりました。
でもホテルは嫌だなぁ、ゲストハウスの個室とかいいよなぁなんて思っています。
今、いろんなゲストハウス(ホステル、バックパッカーズ)があって、言葉の定義も曖昧で、そこに民泊も参入してきていて、わけがわからなくなることもありますが、被せるかのようにゲストハウス的ホテルの需要もあるよなぁなんて考えてます。
ゲストハウスほど交流がなくて、でもホテルほど個別感がない。
ゲストハウスより設備が充実してて、でもホテルほど過剰ではない。
そんなグレーな宿もいいんじゃないかなぁと。
多様性の時代ですので。なんて。
それでは今週のひととまるはここまで、それではまた来週!