2019年12月11日

ちょっとずつ進み続けること

 

ひととまるは、ちょっとずつ前進を続けています。
立ち止まって休憩したり、斜めに進んだり、時には真横に進んだりもするけれど、結果的には多分前に進んでいます。

開業してから約3年。
3年前と比べるといろんなものが大きく変わりました。
わかりやすいもので言えば、一階の旧バースペース。

ちなみに開業当初はこんな感じ。

こうして写真を見ないと思い出せないほど懐かしい。
開業日との戦いで、連日必死に作業していました。
あの体力はどこから湧いていたのだろうか、と今でも不思議に思う。

 

その後、カウンターの一部をいじったり、ソファ席を作ったりした時期がありました。

カウンターの中からお客さんが過ごす様子を見て、気になることがあったらその都度メモをして改善案を考えていました。
小さい改善を繰り返しながら、根本的な改善が必要だなぁと考えに考え抜いて、小上がりを作ることにしました。

 

開業から1年後にはこうなりました。
くつろいでもらうためにどうしたらいいのかを考えた結果でした。
我ながら、いいアイデアだったと思います。
地元の大工さんに手伝ってもらいながら、DIYでやったのはいい思い出です。

結果的にはまた1年後には大きな改装をします。
別に小上がりが悪かったとかそういうことではなかったのですが、ひととまるとして泊まる以外の価値を提供できるのではないか、そう考えた結果です。

 

 

正直なところ、どこにそんなお金があったのだと自分でも不思議に思います。
売り上げのほとんどを投入しています。
まさしく自転車操業です。(潰れないのでご安心ください)

「本のある場所、のほほん」になって、1年。
来年も少しだけ変化を加えようと思っています。少しだけ。

お店づくりは楽しいです。
終わりもゴールもないから、時にはうおーってなることもありますが、
終わりもゴールもないのが醍醐味なんじゃないのかなぁ、なんて最近は思います。

 

今そんな感じでひととまるは、ちょっとずつ進み続けています。
それでは、また次回。

その他の記事