【掃除が好きという話】
掲題そのままのお話ですが、わたしは掃除が好きです。
極端な綺麗好きとか汚いのに耐えられないとかではなく、掃除が好きです。ということに最近気がつきました。
休みの日、家でぽけーっとしてばかりいると、あまりいい方向に気持ちを運べないときがあります。
天気がよすぎる日などは特にそうです。
でもそういう日に限って外に出たくないことが多く、そんなときはとりあえず掃除をします。
掃除は失敗もなければ、成果が目に見えにくいこともないです。
汚いところ・気になるところが、手を動かした分だけ綺麗になります(効率や適した方法はいくらでも追及できますが)。
そうして綺麗になるのに比例して、鬱々とした気持ちも幾分か晴れていきます。
で、気持ちよくなってコーヒーを淹れてゆっくり読書したりなんかしているうちに、こんな休日も悪くないなあと思えたりします。
人によって料理や散歩や運動や勉強、色々ありますが、わたしにとっては掃除なのかも、と気づいたのです。
宿の仕事も掃除が占める割合は大きいです。
中でもわたしは、布団を整える時間が好きです。
ひととまるではシーツの洗濯、乾燥、アイロンがけを自前でやっています。
布団にかけたシーツの皺がぴんと伸びていく様子は、見ていてとても気持ちがいいです。
これも目に見える成果ですね。
先日ご宿泊いただいた方に「ここ(ひととまる)はがっかりするポイントがひとつもないですね」というお言葉をいただきました(清潔感という文脈で)。
何かサービスを受ける際、少し気になる点があっても他のよい点で相殺されたり、プラマイプラスに転じて総合評価◎みたいなこともあります。
ただ、人をお迎えする場所に従事する者として、がっかりするポイントがないというのはじんわり嬉しいお褒めの言葉だなあと感じました(個人の感想です)。
お客さまをお迎えする準備はもちろん抜かりなくやっているのですが、掃除などは特に、どうしてもルーティンワークとしてこなしがちです。
お越しくださる方にとってその日しかないひととまるでの時間が、心地よくがっかりのないひとときになるよう、目と心を配っていこうと改めて気が引き締まった出来事でした。
これは掃除に限らずありとあらゆる面で、ですね。
さて、なぜ急に掃除の話をしたかというと、朝起きたらブログを書くぞ!と決めていた日にどうしても筆が?キーボードが進まず、ひとまず掃除をしてみたのです。
結構がっつりと。そうするとなんだか気持ちよくなり、それと同時に掃除の手を動かしながら、この感じをそのままブログに書けそうだなあとなったからなのでした。
ここで書く文章の方向性は模索中でして(方向性を定めないという方向性もある)、結果的に今回は非常に日記っぽい回になりました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
ではまた次回!
とみもり