2020年06月03日

今週のひととまる(5月27日〜6月2日)

今週は真面目で長いです。

 

 

グッズをいっぱい作りました。Tシャツ、巾着、エコバッグ等々。

オンラインショップ開設しました

 

オンラインショップも作って、商品数も随分増えました。
ありがたいことにぼちぼちと注文をいただいています。
一番多いのはTシャツで、イラストはひとつひとつ自分で刷っていました。
手作り感を大事にしたくて、自己満足かもしれないけど、温度感が伝わるんじゃないかと思ってのことでした。
最初はうまく刷れて、これは最高かもしれないとかうっとりしました。

しかし、「ダークネイビーの生地に白色でプリントする」と失敗するようになってきました。
失敗というか、もはやうまく刷ることができなくなりました。

生地の問題なのか、インクの問題なのか、版が消耗してきたのかよくわかりませんが、とにかくダメでした。
何度も何度も練習をしました。
子どもが寝た夜に妻と作戦会議をしたりもしました。
それでもダメでした。
失敗すればするほど、ロスになります。

心も削られていきます。

妥協してこれでいいか、と割り切ってしまえば使えるものもあるのですが、それはどうしても許せなくて。
買ってくれているのは、きっとひととまるのことが好きな人や応援してくれている人で。
好きな人を騙すことは絶対にしないと決めていることのひとつです。

全力で作ったものがヒットしなくてもそれは自分の実力不足なので反省はあっても、後悔はありません。
逆に妥協したことは、後悔しますし、裏切ることになります。

なので、すごく迷いました。

外注をしたら、大切にしていた手作りの温度感が失われます。
でも自分でうまく刷るのは難しそうでした。

こだわりやプライドが脳内を走り回りました。

でも最終的には地元の腕の確かな人にお願いすることにしました。

手作りだからと、自分が納得できないものを売るのは甘えであり妥協です。
それだったら、自分が信頼できると判断した人にお願いする方がよっぽど誠実だと思いました。

SNSにはすごくポップな感じで投稿をしましたが、実は葛藤が反復横飛びしていました。

寝付きが悪いとか書きましたが、それ以前に寝る気にすらならず、どうするか真剣に考えてました。

ただ、それを長々と書くのは違う気がしてSNSには極めてポップに変更点だけを書きました。
ただ日記帳にはちゃんと書こうと思って、こうして誰のためにもならない長文をつらつらと書きました。

 

少し話が逸れるのですが、ここ2,3ヶ月、宿主としてどうしていきたいかすごく考えました。
自分にはデザインのセンスや技術、人を惹きつける愛嬌もありません。
(努力はしています)

なので、全力を尽くしても報われないことが多々あります。

他の宿主が一足跳びで飛び越えていくのを見ると、嫉妬と悔しさと悲しさを抱きます。

それでも積み上げていくしかないのです。

凡人にできるのは愚直にひたむきに考えて、実行して失敗して、反省して、ちょっとうまくいって、調子に乗って、また失敗して、寝付きが悪くなって、ムキーとなって、それでもめげずに積み上げて、お客さんに褒められて、報われた気持ちになって、また考えて、改善して、失敗して、人より時間がかかってもそういう風にやっていくしかないわけです。

センスや才能があればなぁとか、頭が回ればなぁとか、ないものをねだっても状況は変わりません。
(もちろん人間ですから、ただただねだることもあります。)

それだったら経験値を積んで、自分の力をつけていくしかありません。

ひととまるはそうしてやっています。
今回のグッズもそうです。

それが誰かに評価されなかったり、売れなかったりしたら、それは「今」の力が足りないだけで、これを糧にしてやっていくのです。そうしたらどんどんとよくなっていく。

そんなことをここ最近考えています。

宿主のあり方はそれぞれで、正解なんてないけれど、私にとっては積み上げ方式がいいのではないか。

だから温かい目で見守っていただいて、もし可能ならばそっと支えてもらったり応援してもらえたらうれしいです。

と、脱線も脱線しましたが、そんな真面目なことも考えてます。

 

たまにはこんな感じの日記もどうかと思って、書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

収入状況以外は、元気にやってますので、ご心配なく。

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